むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

カリガリ博士

f0194020_1048046.jpgカリガリ博士



ガーリガーリーくん♪・・・というおなじみの音楽が一瞬頭をよぎりますが、ガリガリではありません。カリガリです。

1919年のドイツ映画。日本で言えば、大正8年。
で、このセンス・・・・・・参りました。
ホラーとありますが、サイコの方がしっくりくる感じ。



当然、無声映画です。
全編にわたって、ピアノのBGMが流れています。

モノクロのシーンに突然割り込んでくる画面いっぱいの字幕。
言葉数は少ないのに状況がすごく伝わってくるのは、俳優の演技力と、映像の
すばらしさが際立っているからでしょう。

アートとしても秀逸で、セットや白黒のコントラストがとても印象的。
病院のドアやインテリアの歪み方は、狂気を倍増させるには充分すぎる演出。
無言の恐怖。
(14型だけど・・・)画面いっぱいから、恐怖がにじみ出てきます。
笑っちゃうぐらい怖い。

なぜか字幕は英語+日本語。
これ、ドイツ語のほうが雰囲気出ると思うんだけどなー。そこは非常に残念。

映画が始まる前に、淀川長治さんの解説が入っているんだけど、しきりに
「芸術性の高さ」を連呼していた理由、見ればよくわかります。

ただ、淀川さん。
本編の前の解説なのに、ネタバレしすぎ!!
(まあ、日曜洋画劇場でもそうだったけどさ)
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by yukaripod | 2009-01-23 10:53 | 本・音楽・映画