むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

八朔の雪―みをつくし料理帖

f0194020_1332483.jpg八朔の雪―みをつくし料理帖
高田 郁
ハルキ文庫


久しぶりに買った本が当たりだとうれしい。

しばらく前から気にはなっていたんだけど、ぐるっと本屋を一回りするあいだにほかに気になる本を見つけてしまって、また今度・・・と後回しにしていた本。
今回はなんとなくこの本を手にとってレジに向かってました。
そういうタイミングってあるよね、本に限らず。

西から東に出てきたわたしが最初に戸惑ったのが味の違い。
上方から江戸に出てきた主人公の澪が、江戸の味の濃さに戸惑うところなんて思わず首を振って頷いてしまいます。

「時代小説文庫」というカテゴリだけど、がっちがちの時代小説ではないのですんなり入ることができました。
時代小説が好き!という方には逆に物足りないでしょうけれど。
ただ、このお話を現代風に書かれていたら、もしかしたらわたしの苦手なジャンルだったかもしれない(笑)
「時代小説風」「料理」という味付けが、わたしにちょうどいい。

下がり眉の顔があらわすように気の弱いおじょうちゃんかと思いきや、不条理なことには腹を立てたり(ひとりよがりなときもあるけれど)、いきり立つ澪の怒りをおさめてくれる周りのひとたちのあたたかさにホッとするお話。
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by yukaripod | 2010-05-24 14:08 | 本・音楽・映画