むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

紅嵐記

紅嵐記(上)(中)(下)
藤 水名子
講談社文庫


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元末明初、というわたしには聞きなれない舞台で繰り広げられる歴史群像。

数人の人物が、そのときどきの物語のメイン(主人公)となって登場する。
最初は、同じ人物なのに名前の呼び方が変わったりしてこんがらがってしまったのだけれど、読み進めていくうちに、その人たちの姿が見えるようになってきた。

並行して「蒼路の旅人」を読んでいたこともあって、国盗り合戦の話にすんなり入り込めたのかも。
正直、中国の国名(年号?)はさっぱりなんだけど(笑)
歴史の苦手なわたしでも、人間物語として面白く読めました。

壮大なラブストーリーといった趣。
時に愛は人を狂わせるのです。

勢いにまかせて一気に読んでしまったけれど、ここに出てきた主人公たちそれぞれのもっと深い物語も読んでみたい気もしました。

サカル(料理人)が気になるの。
酔蟹、食べたい!



なぜこの本を手に取ったかというと。

実は著者の藤 水名子さん、フラメンコ教室の大先輩なのです。
(最近はお休みしていらっしゃいますが。)
ずっと読みたいと思っていたんだけど、なかなか本を読む時間が作れなくて(←言い訳)。
引越ししてちょっとだけ通勤時間が伸びたこともあって、ふらっと本屋に立ち寄ったところに目に入ってきたのがこのインパクトのある表紙。

「あっ、水名子さんだっ!!」

と、一も二もなくレジへ。

ふだん手に取らないジャンルなだけに、こういうきっかけもいいもんですね。
次はなに読もうかな。
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by yukaripod | 2010-08-12 11:42 | 本・音楽・映画