むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

クリスティざんまい

今年はアガサ・クリスティ生誕120年だそうで。
BSハイビジョンシネマでクリスティ特集をやっていたので、ポワロ3作品を一気に観ました。
ちなみに原作はひとつも読んでいません(汗)



f0194020_1671567.jpgオリエント急行殺人事件

クリスティの映画はとにかく俳優陣が豪華ですねえ。というか、昔の俳優さんがふつうにすごかった時代なのかもしれないけれど。アンソニー・パーキンス、ショーン・コネリー、ローレン・バコール、ローレン・バコール・・・。この俳優さんたちをじっと観ているだけでも満足(笑)

ポワロ役はアルバート・フィニー。わたしはこの人のポワロさんが好き。豪華俳優陣に囲まれて気合入りまくってる感じもするけれど、なんとなく黒髪黒髭がわたしのイメージのポワロさんに近いのよね、なんとなく。

オリエント急行の内装、映画を彩る音楽、ラストのポワロ裁き。すべてがとても美しい映画でした。原作を読んでもじゅうぶんに驚き楽しめるんだろうけれど、なんの先入観もなく映画を楽しめたのは、ある意味ラッキーだったかも知れないな。


f0194020_1626950.jpgナイル殺人事件

ポワロ役は、ピーター・ユスティノフ。今回の舞台はナイル川をゆく豪華客船。

オリエント急行に比べると、伏線も動機も犯人もわかりやすくて物足りない感じかな。わたしは最初の出会いのシーンで犯人がわかっちゃいました。
それでもやっぱりエジプトのシーンは美しいし、これまた俳優さんは豪華だし、わかっていながらも最後まで楽しめるのはさすがです。


f0194020_16404946.jpg地中海殺人事件

ナイルに続いてピーター・ユスティノフのポワロ。舞台は地中海の豪華ホテル。まあ、とにかくなんでも豪華なのよね(笑)

原題"Evil Under the Sun"がどうしたら「地中海殺人事件」になるのか不思議だけど、映画を観たら原作の原題「白昼の悪魔」よりはマッチしているように思ってしまうぐらい、地中海の太陽が魅力的な映像を作り上げています。

オリエント急行~ナイル・・・と観て、なんとなくクリスティのストーリー展開が読めてきたのか、こちらも途中で犯人がわかっちゃったんだけど、演出と映像美でやっぱり最後まで引き込まれちゃいました。
ポワロさんが崖の上から、事件の鍵となる湾を眺める場面はぞくぞくします。自分が崖っぷちに立たされている気分になりました。


殺人事件なのに陰鬱なイメージはまるでなく、とにかく「美しい」という印象がどの映画もいちばんに残りました。
ユーモアたっぷりのポワロさんのキャラのおかげかな。
ミステリーだけどサスペンスではない。
そこがいいのかも。
原作はどんな雰囲気なのかはわからないけれど、なにも知らなくても十分に楽しめるクリスティの映画でした。原作も読んでみようかな。
[PR]
by yukaripod | 2010-09-24 17:05 | 本・音楽・映画