むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

食堂かたつむり

f0194020_10381858.jpg食堂かたつむり
小川糸
ポプラ文庫



装丁は100点。
主人公の声が出なくなったのは、恋人がいなくなったショックというよりは、おばあちゃんの思い出のつまった道具やお金を持って行かれたからだよね。
悲しいというより悔しかったんでしょう。
主人公の元(?)恋人への思いの深さなんてまったく出てこないしね。
それとも行間を読めってことなのかな?

というヒネクレタ読み方をしてしまいました。すみません。

命の大切さを説きたかったようですが、さすがに鳩は調理して食べないでしょう。
ウサギのエピソードもね。
言いたいことはわかるんだけど、生き物がいる食堂にはわたしは入りたくないなあ。

トラフグのロシアンルーレット、エルメス(ペットの豚)の屠殺、おかんの病気、ふくろう爺、etc・・・。
いろんなものを詰め込みすぎて、なにを食べさせたいのかわからない幕の内弁当のようでした。
エピソードごとに短編にしたらよかったかもね。

おなかいっぱいになったけれど、「おいしかった!」と言えない本でした。
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by yukaripod | 2010-09-29 10:54 | 本・音楽・映画