むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

ロング・グッドバイ

f0194020_2273092.jpg
ロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー 著
村上春樹 訳


さすが村上春樹、と言いたい。

あんなにぶ厚い本を、いくら時間があり余っているとは言え2日で読んでしまえるとは正直思っていなかった。
「読んだ」と言うより「読まされた」感じ。もちろん、良い意味でね。
こりゃ早いとこ、お友達から借りっぱなしの1Q84も読んでしまわなくては…(汗)←東京に置いてきてしまったので、今度おとうちゃんに持ってきてもらおっと(^_^;)

シニカルで遠回しなハードボイルドの表現に、村上春樹の飄々とした文章はとても良くマッチしていたように思う。旧訳と読み比べるのも面白いかもしれないね。

事件はいろんな人を巻き込んで、この人必要?と思うような人がいて、このエピソード必要?と思うような事が起こり、まあ、とにかくすべてがまわりくどい。
けれど、やっぱりアメリカン(笑)なユーモアなのか、テンポ良く読めてしまう。
フィリップ・マーロウは、日本のハードボイルドにありがちな、ただのひねくれ者ではないのよね。



有名なあのセリフ。

「ギムレットにはまだ早い」

わたしずーっとフィリップ・マーロウのセリフだと思っていたの。
まさかまさか、テリーのセリフだったとは。
ただの思い込みか、はたまたどこかで間違った情報を目にしたのか。
とにかく驚いちゃった。

これがこの本を読んだ、いちばんの収穫かもしれん(笑)
[PR]
by yukaripod | 2011-02-15 21:23 | 本・音楽・映画