むうちゃんとおとうちゃんとジュニさんの"のほほん"おとぼけDAYS。

by yukaripod

花のあすか組!

花のあすか組!
高口 里純

祥伝社コミック文庫
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巻数が長い割に、どのエピソードも尻切れトンボだし、
ひばり様の正体もわからないし、とにかく謎だらけ。
だけど、なんだかついつい引き込まれてしまうマンガ。
めでたく外伝まで全巻文庫化したので、購入しました。
あ、大人買いではありませんのであしからず。
だって文庫マンガって高いんだもん(笑)

連載開始が1985年。主人公のあすかは14歳。
うわ、リアルタイムで同い年だったんだー(笑)

当時の読者の反応って、それこそあの時代の尾崎豊みたいに
若者の代弁者みたいなとらえ方をされていたように思う。

「いじめられています。あすかちゃんのように強くなりたい」
とか、
「わたしもあすかちゃんみたいな心友(しんゆう)がほしい」
とかね。

ただ、尾崎が「大人」にキバを剥いていたのとはちょっと違うんだけど。
あすかの場合は、「自分」に目が向けられていた・・・のかな。
(もしくは、ヨーコに傾倒していたあすか自身に対して、かな)
自分のことは自分でやれ、自分で守れ、という感じ。

わたしはそこまでの思い入れは、ない。
リアルに同年代だから、むしろ「こんなヤツいねーよ」っていう
冷めた感じでしたね。
全中裏本部とか、蘭塾なんてもう、SFの世界だし。
そうだそうだ。ファンタジーという位置づけがいちばんしっくりくるかも。

「戦・23」ぐらいまでは最高に面白かった。
東京23区を舞台に、(おもに)女子中学生が陣取り合戦をするの。
わたしはこれで23区を覚えました(笑)

このように、このマンガはリアルな地名が出てくるわけです。
原宿やら、横浜やら、歌舞伎町やら。
まさか大人になって歌舞伎町で遊ぶ日が来るとは、当時中学生だった
わたしは夢にも思っていなかったわけで。
新宿の花園神社を見つけたときなんて、感激でしたわよ(笑)

ただ、惜しむらくは絵の変わりよう。
長いこと書き続けているマンガ家さんだから仕方のないことなのかも
しれないけれど、好きなふうに変わる人もいるからね。
たまたま、私の好みではないように変わってしまったんでしょう。

それこそ「戦・23」あたりまでの殺伐とした雰囲気の絵が好きだったから、
最後のほう(「チチンボイボイ」ぐらいから)は、絵が変わりすぎたせいか
惰性で読み続けたんだったわ、当時も。
アシスタントさんが変わったのか、メイン以外の人の絵もちょっと・・・ね。

現在「新・花のあすか組!」がweb連載されているんだけど、
いやー、まいった。
まったくうけつけない絵柄になってしまっていた。
この文庫のあとがきの時点で、これはイカン!と思ったんだけど。
ミコの制服なんてミニスカートやし・・・。時代を反映しているのかしら?

このマンガに関しては、思い出にひたることに専念しよう。
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by yukaripod | 2008-11-07 16:40 | 本・音楽・映画